さて今回は重量級ボドゲの名作「SCYTHE-大鎌戦役-」のデジタル版をsteamで購入したので紹介したいと思います。
では早速始めていきましょう。
ボドゲ発のストラテジーゲーム
『サイズ』は1920年代のもうひとつの世界を舞台にした、重量級4X(探検・拡大・開発・破壊)ゲームである。そこは農業と戦争の時代、そして傷ついた心と古びた兵器、発明と勇気の時代であった。
引用元:サイズ – 大鎌戦役 – 完全日本語版
欧州に積もる雪は人類最初の世界大戦の灰で黒ずんでいる。かの大戦に重装甲兵器《メック》を送り込んだ「ファクトリー」と呼ばれる大都市国家はその門戸を閉ざし、近隣国家に注視されていた。戦場へと赴く五カ国のうち、自分の帝国を東欧の支配者にまで成長させ、富と名声を得るのは誰だ?
「サイズ」は重量級ボードゲームとして有名な作品です。
今回はPCのデジタル版を購入しました。
2021年の状況ではリアルで集まるのが難しいご時世です。
ボドゲ版は持っていませんが、デジタル版でオンラインで対戦などができるメリットがあるのでデジタル版の購入をすることにしました。
早速プレイ
まず最初に、今回はルールの紹介ではありません。
大まかなゲームの流れの紹介なので、ご了承ください。

ルールは事前にインストしています。
初めての人にはチュートリアルが用意されていますので、そちらを利用するのも良いでしょう。

プレイ人数やCPUプレイヤーの設定をすれば、いよいよゲーム開始です。


非対称型ゲームなので各勢力は固有の能力が設定されています。
今回はロスヴィエトを選択しました。

初期状態はキャラクター駒とワーカートークンが2つ配置されます。

プレイヤーは各コマンドを選択して自分の勢力を拡大していきます。
コマンドは「交易」「軍備」「移動」「生産」「改善」「配備」「建設」「徴兵」があります。
また下段コマンドは資源を消費して実行されます。
なので資源がないと実行できません。

試しに生産コマンドを実行します。

資源が生産されました。

資源は他にも「交易」で購入することができます。

資源が集まったので、いよいよこのゲームのメインでもある「メック」(戦闘ユニット)を生産します。
メックを生産するごとに各勢力は能力を拡張することができるようになります。

メックはたくさんあれば戦闘が有利になるのでどんどん生産していきます。

更に勢力を拡大していきます。
基本的には拡大再生産の要素があるので、
ワーカーを配置→資源を生産→設備の生産
を繰り返して自陣を発展させていきます。
戦闘はシンプルでわかりやすいシステム

自分の駒が配置されているマスに他のプレイヤーのユニットが配置されると戦闘が発生します。

戦闘は戦力値と戦闘カードで行います。
各戦闘カードをには戦力値が決められています。
相手の出すカードを読んでカードを使います。

合計の戦力値が相手より多いほうが戦闘勝利になります。

戦闘に敗北したユニットは破壊されずに、スタート地点に配置されます。
戦闘による敗北のリスクは低めになっています。
様々な要素を駆使して自勢力が有利な状況にしていこう
マップの中心には「ファクトリー」というマスが存在します。

ファクトリーに最初に到達すると特殊コマンドのカードを入手することができます。
入手できるカードは強力で自勢力をより有利にすることができます。

特殊コマンドのカードはファクトリーに到達した勢力順に入手できます。
早いもの勝ちなので、各プレイヤーは準備が整い次第ファクトリーを目指して行くことになります。

その他にも有利なイベントが発生する「遭遇イベント」があります。
キャラクター駒が一定のマスを踏むを発生します。
ゲームの終了条件の星トークン

勢力を拡大していく中で一定条件を満たすと星トークンを獲得できます。
この星トークンを6つ獲得した勢力が現れるとそこでゲーム終了になります。

各勢力には行動の指針になる目的も存在します。

この目的を達成することでも星トークンを入手できます。

星トークンが6つ揃えばゲーム終了です。
続いて各勢力の勝利点計算に移ります。

勝利点は資源や自勢力の支配マスなど、その他のパラメーターの要素を加えて計算されます。

勝利点がトップの勢力がゲームの勝者となります。

以上で簡単ではありますが、「SCYTHE-大鎌戦役-」の紹介となります。
流石に名作ボドゲだけあって様々な要素が盛り込まれています。
ジャンルも一括りにするのは難しいと思います。
プレイヤーは状況見ながらコマンドを駆使して、相手より早い手番でより有利な状況を作っていくことが肝となります。
かと言って各資源をバランス良く運用していかなくてはなりません。
私は経験が浅いですが、熟練プレイヤーとのゲームスキル差が大きく出るシステムではないかと思われます。
まぁストラテジーは自分の拡大再生産を楽しむことが大切ですけど。
今回はロスヴィエトを選択しましたが、非対称型ゲームなので他の勢力で別のプレイスタイルを楽しむこともできます。
なかなかやりごたえのある骨太ゲームではないでしょうか。
ご興味ある方は一度プレイされてみては如何でしょうか?

以上
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