今回は私のおすすめ漫画の「ダンジョン飯」を紹介します。
では早速始めていきましょう。
マンガ誌「ハルタ」で連載中
ダンジョン飯は年10回刊行されるマンガ誌「ハルタ」にて2014年2月より連載中です。
この作品を読むには単行本でまとめ読みするか本誌で最新話を購読するかでしょう。
また、「全国書店員が選んだおすすめコミック2016年度・第1位」にも選ばれたことがあります。
最近流行りの異世界モノとは毛並みが違う
最近はやっている異世界で主人公が俺TUEEするタイプのものとは一味違います。
タイトル通りのグルメ漫画なんだけどファンタジー世界、しかもダンジョンの中で「自給自足することがテーマ」になっているのでサバイバルしながらダンジョンを進んでいくというとてもリアリティのある世界観が味わえます。
食材となるモンスターなどの細かな設定や異世界でのサバイバル知識のノウハウなど読んでて「なるほど」ってなってしまいます。
そして、いちばん大切なグルメの描写の部分も細かな描写がされています。
各レシピごとに食材が存在しますが、その食材調達に苦労したり調理を細かく描いて丁寧に作られる料理に好感を持てます。
まぁ、ネタレシピなどもありますが……。
基本的に美味しそうに描かれているので読んでてお腹が空いてくる場合があります。
架空の食材の味をキャラクターの食事風景から読み取ろうと想像していると本当にお腹が空いてきます。
グルメ漫画として完成度はかなり高いものだと私は思います。
メインストーリーちゃんとあります
作品のタイトルから1話完結型のグルメマンガを連想してしまいそうですがそうではありません。
ちゃんとメインのストーリーと目的が存在していて、その目的のために主人公たちはダンジョンを潜ることになります。
ストーリーの方も秀逸で初めの方はそれほど重きを置いていないような軽い感じに描かれていましたが物語が進むにつれて重要なファクターになってきます。
ダンジョンの謎など、これから明らかになっていく要素があります。
他にもギャグ要素もあって結構笑えます。
シュールな部分が含まれていて私はこのセンスが好きです。
異世界の架空の食材、しかもモンスターを食材とするかなり挑戦的なテーマの作品ですが、その難しい点をリアルに描いて尚且、破綻しないように丁寧に作り込まれている。
そんな作品だと思います。
ご興味がある方は、ご一読されてはいかがでしょうか?
以上
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