【音声データで比較】ギターコンデンサを「オレンジドロップ」に交換してデフォルトコンデンサと比較してみた

オレンジドロップの写真ギター
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高校生の時から家にあるエレキギター「Ibanez RG480」

この度、トーンコントロールポットのローレット部がポッキリ折れてしまいポットの交換をすることになりました。

ポットには純正のコンデンサがハンダ付けされていたので今回はコンデンサを「オレンジドロップコンデンサ」に交換してみます。

パーツの購入

早速、「千石電商 大阪日本橋店」にて交換用の部品を購入。

交換用部品
交換用のポットとオレンジドロップ

コントロールポットは「ミニサイズ」「500kΩ」「Aカーブ」

コンデンサは有名な「オレンジドロップ」「0.022μF」

ポットとコンデンサは私のギターの回路に準じた仕様の部品のため色々調べることになりました。

パーツの仕様確認

ポットには大きさの他にピックアップやギターの種類によって様々なものがあります。

私のギターはハムバッカーなので「500kΩ」が通常使用されるようです。

他にもシングルコイルピックアップには「250kΩ」などがあるようなので自分のギターの仕様を確認した方が良いでしょう。

さらに「Aカーブ」と「Bカーブ」なるものがあります。

ポットのノブを回転量と抵抗値の増加を示すカーブです。

AカーブとBカーブのグラフ
AカーブとBカーブの違い

国産のギターと海外産のギターでも違いがあるらしいので確認したほうがいいでしょう。

コンデンサは評判が良かったのでオレンジドロップにしました。

コンデンサにも仕様があり、μF(マイクロファラド)などの単位で確認できます。

ピックアップの種類によって抵抗値が違うようでハムバッカーは「0.022μF」でした。

コンデンサに印字されている表記には「223」とありますが、コンデンサには読み方があるようで、

「223=0.022」となるみたいです。

パーツ交換

いよいよパーツの交換です。

壊れたコントロールポット
ポッキリと折れてしまったコントロールポット
純正コンデンサ
純正のコンデンサ
元の配線
元の配線を写真に残しておく

部品を交換する際に元の配線が分かるように事前に写真を撮っておきましょう。

ハンダ付けその1
ハンダゴテで交換していきます

確認した配線通りにハンダ付けしていきます。

注意: ハンダゴテは高熱なので、作業には十分気をつけてください。

私は電子工作は素人なので、ハンダ付けの上手い下手はわかりません。

ご容赦ください。

ハンダ付けその2
ちょっとハンダが多い気がするけど……
ハンダ付けその3
順次ハンダ付けします
ハンダ付けその4
無事に完了

ハンダ付けが終わったので元通りにセットアップしていきます。

ザグリ内
ザグリ内に収めていきます
ポットのネジ止め
表部分もしっかりネジ止め
コントロールノブ
ノブを付けて完了です

無事に修理が完了しました。

さて、次は気になるコンデンサの聴き比べをしていきたいと思います。

コンデンサの聴き比べ

コンデンサの外観
コンデンサの外観

コンデンサの大きさですが、写真のとおりオレンジドロップの方がかなり大きいです。

では、早速聴き比べをしていきたいと思います。

リアのハムバッカーでの試奏となります。

注意:以降の記述は個人的な感想です。

聞き手によって印象が違いますのでご注意ください。

純正のコンデンサは楽器ごとに違いますので今回の結果と異なる結果となる場合もあると思われます。

私の演奏技術がそれほど上手くありませんので、その点ご留意くださいませ……。

クリーントーンでの比較その1

  • 純正コンデンサ
  • オレンジドロップ

クリーントーンでの比較その2

  • 純正コンデンサ
  • オレンジドロップ

正直あまり差は感じられません。

強いて言うなら音がより明瞭になった感じがしますね。

続いて、音を歪ませてみます。

歪ませての比較その1

  • 純正コンデンサ
  • オレンジドロップ

歪ませての比較その2

  • 純正コンデンサ
  • オレンジドロップ

これもあまり差がわかりませんが……。

オレンジドロップの方が音が前に出ているというか、中音域が強くなった感じがします。

後日、色々と弾いてみましたが音が聞き取りやすくなったというか、音のボワーとした部分がクリアになった印象です。

なので演奏ミスが分かりやすくなった感じがします。

以上が今回の内容となります。

聞き手によって個人差があると思いますが、この記事が参考になれば幸いです。

以上

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